こんにちは、みなみです。
昨今、自然災害が増えている気がしているのは私だけではないはず。
南海トラフが来たら救助対象の地域が広すぎて手が回らないのでは?と心配している私です。
そこで、普段から使っているBRITA(ブリタ)の浄水ポットが役に立つのではないかと思いつき、調べてみました。
【結論】
・ブリタは水道水専用!川の水、泥水、雨水には使用できません
・川の水等をろ過したいなら防災用の携帯浄水器が必要
川の水や泥水を飲み水にしたいなら、私が調べて見つけたこちらの携帯浄水器が候補です(詳しくは記事の後半で紹介しています)。
本記事では、ブリタの浄水ポットが災害時にどこまで役に立つのか?を紹介していきます。
BRITA(ブリタ)は災害時に使える?

結論から言うと、ほとんど期待できません。
水道水や給水所のある環境ではないと、使用できないからです。
当初の私の仮定では、ブリタで泥水や川の水を浄水できるというものでした。
泥水・川の水を浄水できたら、「○年保存の水」のような少しお高い水を買わなくて済むぞー!と考えていました。
BRITA(ブリタ)で雨水を浄水できるか
公式では雨水の浄水も推奨されていません。
あくまでも水道水のみ。
雨水に含まれる大気中の汚れや屋根などをつたった時の汚れをろ過することは想定されていないようです。
BRITA(ブリタ)で泥水や川の水を浄水できるか

ブリタの公式サイトによると、
Q「ブリタの浄水器は水道水以外の液体に使用できますか?」 A「できません。ブリタの浄水器は、自治体が供給する水道水、または、安全な飲料水であると認められた民間供給の水のみを使用するように設計されております。」 ブリタ公式サイト:よくある質問より引用
とのこと。
残念ながら、断水の可能性すらある災害時には使えなさそうです。
ただ、水道水ならOKとのこと。
災害時にすぐお風呂に水を張った方は、そのまま水を飲むのは気が引けますが、それをブリタでろ過するのはアリじゃないかと個人的には思いました。
が、災害慣れしていない私がすぐにお風呂に水を張れるのか?
・・・というわけで、おとなしく少しお高い○年保存水を購入。
ブリタがあるのにお水を買うなんて…という気持ちで、しぶしぶ購入。
買ってみると、保管するのに場所も取るし、こんなに重いものを持って避難するのか…と現実を突きつけられました。
同じくブリタに期待していたあなたに悲報をお届けするべく記事を書いていたのですが…
泥水・川の水の浄水ができる防災用浄水器

この記事を書くにあたり調査をしていると、こんな便利アイテムを見つけました。
川の水・泥水を、飲み水にする浄水器。(海水はNGだそうです。)
これ1つあれば、なんと5000L分もフィルター交換無しでろ過できる代物。
川の水や泥水に含まれている可能性のある、大腸菌、コレラ菌などの細菌や原虫嚢子を除去します。
コンパクトで持ち運びしやすいので、キャンプ等アウトドアで使われている方もいるようです。
野菜ジュースをろ過してみたら無色の真水が出てきたよ!というレビューもありました!すご!!
このコンパクトさ・軽さは避難時にかなり嬉しいポイントではないでしょうか。
私も大量の5年保存水の期限が切れたら、次は災害用浄水器を買ってみようと思います。
持ち運べる!携帯型BRITA(ブリタ)は?
一般的な取っ手の付いたBRITA(ブリタ)は、災害時に活躍は難しそうです。
一方、上記で紹介したような災害用浄水器のようなコンパクトな携帯用BRITAもあります。
こちらも水道水限定ですが、普段から水筒を持ち歩いている方にはおすすめ。
災害時にも普段と同じように(泥水などはダメです)給水所や水道で汲んで持ち運ぶような使用方法ができます。
キャンプでも考え方は同じです。ブリタの浄水器は自治体が供給する水道水専用なので、水道設備のあるキャンプ場でカルキ臭が気になるときにボトルへ入れてろ過するのはOK。ただし井戸水や河川・湖の水をそのまま浄水するのはNGで、公式サイトでも「井戸水や河川の水は使用できず、自治体が供給する水道水のみ使用可能」と案内されています。水場のないアウトドアでの浄水目的では使えないので注意してください。
災害用に買い足すより「普段の水」を備えに変える方法
BRITAだけでは災害時に不十分(泥水とかは飲めるようにならない)ということが分かりました。
とはいえ、保存水を買い足す・携帯浄水器を用意する、というのも「わざわざ防災用に買う」ハードルがありますよね。
そこで私が気になっているのが、普段から使う水を備蓄も兼ねられる浄水型ウォーターサーバーです。
私的にウォーターサーバーの一番のネックは重い水ボトルの交換やストック。
そこをクリアする水道水を注ぐだけの浄水型サーバーを発見!
普段使い=「タンク内に常に一定量の浄水された水がある」状態を保てるので、
日常生活の延長で災害時の備えになるのが良いなと思っています。
- 水道水を注ぐだけで浄水できる
- 重いボトル交換や買い出しが不要
- 常温・冷水・温水を選べるので断水時の調理・消毒用にも使える
水道水を入れるだけで「日常使いしながらの備え」になるのならアリかも。
BRITA(ブリタ)でおなかを壊すことはある?
5年ほど使っていますが、ブリタでおなかを壊したことはありません。
正しく使えばそこまで心配しなくて良いのかなとは思います。
長期間本体を洗わなかったり、常温で長時間放置したりすると雑菌が繁殖して、おなかを壊す・食中毒のような症状が出るかもしれません。
水道水に含まれる塩素は、病原性微生物を殺菌するための消毒成分です。
ブリタはその「塩素」を取り除く仕組みなので、ろ過した後の水は早めに飲み切るようにしましょう。
ブリタ公式のQ&Aでは「ろ過した水は塩素を除去しているため、衛生面のため24時間以内に使い切ってください」と案内されています。
私はかなりズボラですが、以下の点はまあまあ守って使用しています。
- カートリッジの交換時期(ブリタの交換サインが出たら)
- 交換の際に本体を洗剤で洗う
- 水道水のみで使用(雨水などは飲みません)
逆に守ってない点は
- 24時間以内に飲む(24時間過ぎてても飲むし継ぎ足しとかもしてます…)
守ってない点はマネしないでください…でもこんな感じで使っています!
保存は常温・冷蔵どちらでもいいようです!(ブリタ公式Q&Aより)
※冷凍はNG
夏場や部屋の温度が高い時期は継ぎ足しとかは控え、できるだけ早めに飲み切る気持ちで使用しています。
BRITA(ブリタ)の安全性は?発がん性がある?
「体に悪いのでは?発がん性があるのでは?」と気になる方も多いと思いますが、結論としてはカートリッジの素材自体に発がん性物質は含まれていません。
正しく使う分には危険性は低いです。こちらが公式の回答です。
カートリッジの中身はすべて食品グレードの安全性を認められた無害なものですので、万が一体内に入っても健康上の影響はございませんので、ご安心ください。
これは『素材の安全性』についての回答です。
別問題として、古いカートリッジを使い続けたり、ろ過した後のお水を長時間置いてから飲んだりした場合は、細菌が繁殖しておなかを壊す可能性はあります。
カートリッジよりも、「メンテナンス不足による雑菌」の方が身近にある危険だと思います。
実際、ブリタの浄水フィルターが公式に除去をうたっているのは塩素・鉛・銅などで、殺菌・消毒の効果があるという記載はありません。
清潔に保つことが、安全に使うための一番のポイントです。
災害時用に結局どれを備えるべき?3つの選択肢を比較
| 比較項目 | ①10年保存水 | ②携帯浄水器 | ③浄水型ウォーターサーバー |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 低い(水を買うだけ) | やや高い(本体代のみ) | やや高い(月額) |
| 普段使い | ×(防災専用で普段は使わない) | △(使う時だけ手動でろ過) | ◎(毎日の飲み水としてそのまま使える) |
| 手間 | 保管場所を取る・期限管理が必要 | 使うたびに手動でろ過作業 | 水道水を注ぐだけ |
| 災害時の対応力 | ◎(そのまま飲める備蓄水) | ◎(川の水・泥水もろ過可) | △(水道水限定・断水時は不可) |
| おすすめな人 | とにかく安心して備えたい人 | 避難や持ち出しも想定したい人 | 防災用に別で買い足すのが面倒な人 |
5年保存水も携帯浄水器も「災害時専用」となり、普段使いはしないけど別で買い足すハードルはあります。
日常使いもできて一番手間がないのは浄水型ウォーターサーバー。
普段の飲み水として使いながら備えにもなっているのは安心。
ポット型と蛇口型の比較など、BRITA浄水器の選び方はこちら→浄水器はポット型と蛇口型どっちがいい?BRITAで比較レビュー
BRITA(ブリタ)と災害時の備えについてよくある質問
Q. ブリタで川の水・泥水・雨水はろ過できますか?
できません。ブリタ公式のよくある質問では、自治体が供給する水道水、または安全な飲料水と認められた民間供給の水のみに使うよう案内されています。
Q. 災害時にブリタは役に立ちますか?
水道水や給水所の水がある環境なら使えますが、断水して川の水や泥水しかない状況では使えません。その場合は、川の水・泥水をろ過できる防災用の携帯浄水器や保存水が必要です。
Q. キャンプでブリタは使えますか?
水道設備のあるキャンプ場で、水道水のカルキ臭が気になるときにろ過するのはOKです。井戸水や河川・湖の水はNGと公式で案内されています。
Q. ブリタでろ過した水はいつまでに飲めばいいですか?
ブリタ公式のQ&Aでは、塩素を除去しているため衛生面から24時間以内に使い切るよう案内されています。保存は常温・冷蔵どちらでもよく、冷凍はNGです。
Q. ブリタのカートリッジに発がん性はありますか?
公式の回答では、カートリッジの中身はすべて食品グレードの安全性を認められた無害なものとされています。それより、古いカートリッジを使い続けたり、ろ過後の水を長時間置いたりすることによる雑菌の方が注意点です。
まとめ BRITA(ブリタ)は災害時に使える?

まとめると、
BRITAは水道水などの安全な水でしか使えない。
川の水や泥水はBRITAではろ過できない。
という結果になりました。
残念ながら、災害時の備えとしてはBRITAだけでは不十分のようです。
災害時に水でおなかを壊すなんてことが起きると大変です。
「○年保存水」「川の水もろ過できる浄水器」または日常使いで備えられる「浄水型ウォーターサーバー」この中から自分の暮らしに合うものを用意しておく必要があります。
数十年以内に必ず起きると言われている大地震。
そこにまた次の災害が来たら…?
自分の身は自分で守れるように、水の備えはしっかりしておきたいものです。
この記事が防災に興味を持つきっかけになれば幸いです。
5年ほどブリタを愛用している私がBRITAのろ過時間を実験した記事はこちら
→【BRITA・ブリタ】ろ過にかかる時間が長すぎる?検証しました
最後までよんでいただき、ありがとうございました。
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